作家について
1959年1月5日愛媛県宇和島市に生まれる。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。主な作品に、『ジョン・レノンを信じるな』『空のレンズ』『もしも私が、そこにいるならば』『雨の日のイルカたちは』『最後に咲く花』『船泊まりまで』『遠ざかる家』『壊れた光・雲の影』『宇宙を孕む風』などがある。最新作は『静けさを残して鳥たちは』。昨年、はじめての評論として『どこへ向かって死ぬか』が刊行された。福岡市在住。